PEヘッダー管(分岐取出融着加工)
分岐取出融着加工とはPE管に複数個の分岐管を融着する技術のことです。 最適な融着条件の把握により専用自動融着機を開発いたしました。従来のステンレス製は信頼性もコストも高く、また成形品を使用する場合は設計上の制限などがありました。 弊社の「PEヘッダー管分岐融着技術」なら高い信頼性と低コストで融着分岐管の提供が可能です。
特長
- 連続チーズ管と比較し低コスト
- 分岐数が多く取れる
- 枝管接続はEF接続・メカニカルいずれも可能
- PE管で軽量な為、壁設置が可能
- 枝管工法と比較し均等圧力
- 接続部が少ないため、途中の漏水がない
加工技術
自動で分岐管を融着接合する事で融着後の寸法精度及び性能品質が安定します
加工可能な材料
PE100・SDR11
分岐可能なサイズ
本管(外径) | 63・90・125 |
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分岐管(外径) | 20・25・32 |
評価例
分岐部引張り試験
融着部の強度は20Mpa以上の為、分岐管が伸びて細くなりますが融着部には異常ありません
耐圧試験
常温の水で2.5MPaの圧力を加え、2分間保持し異常が無いことを確認
参考用途例
- 化学工場等各種プラント排水用配管
- 寒冷地域の屋根融雪
- ロードヒーティング配管
- 太陽熱集熱器用配管
- 建築物内の給水
- 給湯及び冷暖房配管
- 施設園芸用配管